福の樹便りFukunoki dayori

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2024年冬号脳腸皮膚相関(brain-gut-skin axis)の話

「脳腸皮膚相関」における概念そのものは、皮膚科学者であるStokesとPillsburyによって1930年に提唱された「brain-gut-skin axis」が始まりと言われています  これは、脳で起こる不安や精神的ストレスが腸内フローラを乱し、結果として皮膚の炎症が促進してしまうという考え方なんですね!

漢方の考え方にも「皮膚は腸の鏡」という言葉があるように、西洋医学も東洋医学も昔から腸と皮膚の関係には気づいていたんですね・・・それなのに現代では皮膚科の先生はあまり腸のことを詳しく知っている人が少ない気がします。皮膚の原因が腸だと知られたら皮膚科ではなく消化器科に行かれちゃうからでしょうか・・?

 

腸内と皮膚はよく似ている!

腸内と皮膚の常在細菌叢はどちらにおいても上皮細胞でバリア機能の維持や強化のほか、免疫機構の形成や代謝産物をつくり出すなどよく似た役割を持ち、カラダにとって多くの利益を与えてくれます。さらに、物理的バリアと化学的バリアの両方を備えているところもそっくりなんですよ。

まず、物理的バリアについて腸内では糖タンパク質の層があって、皮膚ではケラチンと呼ばれるタンパク質がその役割を担っていて、有害菌の酵素や毒素に対する耐性を持たせるように機能しています。そして化学的バリアも、上皮細胞は抗菌物質を作り出すことで腸内や皮膚で組織をあらゆる環境から保護するために大切です。

また、病気の視点でいう共通点では、腸内で起こる「炎症性腸疾患」と皮膚で起こる「乾癬」ではともに、上皮細胞のバリア機能が低下して細胞代謝の回転率が上がることが分かっています。これによって腸では下痢や腹痛の原因になりますし、皮膚ではかさぶたのような皮がポロポロ剥けたり痒みを生じます。

予防するにはどうすれば?

肌荒れにスキンケアをすることが常識だとすれば、腸のトラブルには腸ケアをすることも常識と言えるでしょう!そのためにどんなことをすれば良いのか?ご紹介したいと思います。

  1. 食べ過ぎない(特に夕食)
  2. 小麦グルテン・牛乳カゼイン(ヨーグルトも含む)を避ける
  3. 砂糖を控える
  4. 抗生剤・ホルモン剤・胃酸抑制剤を飲み続けない
  5. 食品添加物(保存料)を避ける
  6. お腹の調子が良くないときはキノコ類や発酵食品は控える

などを、日頃から気をつけてみてください

また、日頃から摂っておくと良いものには・・・

  1. ヌルヌル食品・ネバネバ食品を摂る
  2. 食物繊維・オリゴ糖を摂る
  3. お酢・クエン酸を含むものを摂る
  4. 亜鉛の多い食品を摂る(サプリも可)
  5. 香りの良い食品(薬味・ハーブ・スパイス)を摂る

といったことを心がけると腸のダメージが回復し、腸ケアにつながりますよ!

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