福の樹便りFukunoki dayori
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2017年 秋号カビないカラダが健康の秘訣!
今回は原因のハッキリしない原因にカビが関係しているよ!というお話です。
食べ物や家の中のカビには注意しますが、お腹の中のカビに気を付けていますか?誰でもお腹の中にはほんの少しですがカビの菌が住んでいます。代表的な菌としては、カンジダ菌・クリプトコッカス菌・アスペルギルス菌が挙げられますが、普段はおとなしい菌なんです。
日和見(ひよりみ)菌といって、良くも悪くもなく腸の中で棲んでいるのですが、食べ過ぎなどにより小腸で吸収されなかった栄養が大腸に近づくにつれて急激に増殖してしまいます。すると大人しかったはずの菌が、人体にとってさまざまな症状を引き起こす悪い菌になってしまうんです!(リーキガット症候群の原因の一つといわれています)
- 便秘
- アレルギー症状(食物アレルギー)
- 皮膚炎(ニキビ、アトピー、水虫や脂漏性皮膚炎など)
- 月経異常
- 子宮筋腫や子宮内膜症
- 自律神経のトラブル
- 自己免疫異常
- 水虫や脂漏性皮膚炎
などなど実は一番の原因は腸の悪い菌によるものだったりするんです。(ちなみに、イースト菌や酵母菌の食品の過剰摂取も腸内のカビの繁殖を助けることがありますので食べ過ぎには気を付けてくださいね。)
腸のカビの一番の栄養は「糖分」です。砂糖だけでなく、お米や小麦などの炭水化物も含まれます。人体が必要な量だけを摂取していれば問題ないのですが、食べ過ぎて吸収されなかった糖質がカビのエサになっているんですね。糖質は太るだけでなく、病気の元になる菌を育てることにもなっていたとは怖いですね。
なかなか良くならない病気や症状でお悩みの方、「糖分」を控える糖質制限食に切り替えてみませんか?自分に合った糖質制限食を見つけたい方はお気軽にご相談ください。