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2015年4月[桂枝加芍薬生姜人参]
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桂枝加芍薬生姜人参湯って長い名前ですよね・・・桂枝加芍薬湯に生姜を増量して高麗人参を加えただけの名前のままの漢方なんですよ。

構成生薬は「桂皮・芍薬・大棗・甘草・生姜・人参」の6味という長い名前の割にはシンプルな構成で出来ています。

効能効果は「みぞおちの痞え、腹痛、手足の痛み」とこれまたシンプル。

桂枝加芍薬湯はしばしば腹痛や過敏性腸症候群に使用されますが、この漢方もその応用編として用いられます。その他にも、筋肉のこわばるような痛みで虚証タイプの方やリウマチで体力的に衰え気味の場合の痛みに使用しています。

また、これは中医師の先生に伝授していただいたのですが「卵管狭窄症」に用いると効果が高いと教わりました。もちろん体質なども考慮しないといけませんが・・・卵管の狭窄した原因が卵管のこわばりや痙縮であればこれらの生薬の適応性が見えてきます。

桂枝加芍薬生姜人参湯に使用される生薬は薬膳などでも使用される身近な生薬ですので使用量を守れば、長期間でも安心して服用できますよ。

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