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2014年7月[六味地黄丸(料)]
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六味地黄丸はいろいろな「地黄丸」や「腎気丸」「補腎丸」といわれる処方のベースになる処方なんです。

例えば六味地黄丸(地黄・山薬・山茱茰・沢瀉・茯苓・牡丹皮)に・・・

桂皮 + 附子 で 八味地黄丸
桂皮 + 附子 + 牛膝 + 車前子 で 牛車腎気丸
菊花 + クコの実 で 杞菊地黄丸
柴胡 + 磁石 で 耳鳴丸

などなどバリエーション豊富なんですよ。

この六味地黄丸の効能効果は・・・
「疲れやすくてときに口渇があるもの、排尿トラブル(多尿・頻尿・排尿困難など)、むくみ、かゆみ」です。漢方では「腎陰虚証」に用いる漢方薬で、「腎」とは腎臓やその周辺組織、また生殖器関係を意味していてそれらの陰の気が少なくなっているのを補う漢方薬です。そんな意味合いから、腎気丸(腎に気を与える)や補腎丸(腎の気を補う)とも呼ばれているんですね。

六味地黄丸は小児の病気にしばしば登場します。夜尿症・成長障害・頻尿・糖尿病などです。 長期服用することが大事な漢方薬ですので、すぐに判断せず数カ月単位で様子を見ていくことをお勧めします!

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