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2014年3月[竜胆瀉肝湯]
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竜胆(リュウタン)という生薬をご存知ですか?この名の由来は苦味が強く、「まるで竜の胆(きも)のようだ」というところから「竜胆」と名づけられたそうです。植物は「リンドウ」なんですよ!あのお花の根っこは漢方薬になるんですね。

この竜胆瀉肝湯はしばしば排尿時のトラブルに使われます。

効能効果は、「下腹部が緊張して、排尿痛、残尿感、尿の濁り、こしけ(おりもの)」です。その他にも、過活動膀胱や前立腺肥大、潜血尿、膀胱炎の後遺症、陰部の痒み、陰部湿疹などにも利用されて効果があるんですよ。

構成生薬は、竜胆・山梔子・黄芩・当帰・地黄・木通・沢瀉・車前子・甘草の9味で出来ています。

主に炎症を抑えて、利尿効果を促し、血流を良くして修復機能を改善してくれる生薬構成です。瀉肝湯と名のつく通り、「肝・胆」の臓腑に効果があり特に瀉肝(肝を瀉す)という意味から肝系の湿熱を取ってくれるんですね。下の慢性的な痒みや炎症によるお悩みの時は選択肢の一つになりますよ!

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