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2013年12月[柴胡加桂枝乾姜湯]
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柴胡加桂枝乾姜湯は漢方処方の古典でもある「傷寒論」のに紹介されている漢方薬です。傷寒論とは風邪に代表される急性の熱性疾患(伝染病・ウイルス性疾患)の治療法が記載されている書物でたくさんの処方と使用するタイミングなどが書かれています。「葛根湯」は皆さんご存知の漢方薬ですよね。

そんな柴胡加桂枝乾姜湯ですので、風邪の漢方薬?って思うかもしれませんが現代ではしばしば風邪以外に用いられることが多いんですよ!

構成生薬は、柴胡・桂皮・栝楼根・黄芩・牡蠣・乾姜・甘草の7種類で作られており、 効能効果は「体力が弱く、冷え症、動悸、息切れ、神経過敏、更年期障害、血の道症、不眠症、神経症」となっています。 元は風邪の漢方なのに風邪の症状出てこないですよね・・・

ということで、自律神経失調症・更年期障害(主に精神症状)・月経前緊張症(PMS)・不安神経症(パニック障害・心臓神経症)・精神的疲労感・原因がはっきりしない動悸など一般的な診断で異常なしとされながらも症状に悩まされている方に用いることが多くなっています。  明らかに自覚症状があるにもかかわらず病院の検査では異常が無く、精神安定剤や睡眠導入剤しか処方されず「気のせいですよ・・・」で済まされている方、お試しください。

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