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2013年2月[柴胡桂枝湯]
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柴胡桂枝湯という処方は、小柴胡湯と桂枝湯という処方を組み合わせた漢方薬ってこと、ご存知ですか?似た名前の処方に柴胡桂枝乾姜湯というものがあるので間違えないでくださいね。

柴胡桂枝湯の構成生薬は、柴胡・半夏・黄芩・人参・生姜・大棗・甘草の「小柴胡湯」と桂枝・芍薬・(生姜・大棗・甘草)の「桂枝湯」とで出来ています。

効能効果は「腹痛を伴う胃腸炎・微熱・さむけ・頭痛・はきけ等のある感冒,かぜの後期の症状」と風邪のときに服用する漢方薬のイメージがあるのですが、これ以外の症状にも応用が出来るため適応範囲が広く、とても重宝する処方でもあります。 例えば、ストレスによる胃痛症状や逆流性食道炎に用いたり、寝付きの悪い方や、月経前症候群(PMS)に用いたりすることもあるんですよ。もちろん、体質や証が合えばの話ですが・・・

風邪の時の使い方として、風邪の治りが悪い時にこの処方を服用するとスムーズに治るので家庭には常備しておいても便利な漢方薬なんです。高熱が出て、翌日下がったっと思っていたら夕方に再び熱が上がってきたときや、微熱からなかなか下がらない時に効果を発揮してくれます。風邪の引き始めに「葛根湯」なら、風邪の治り際には「柴胡桂枝湯」という具合に覚えておくのも良いですね!

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