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今回の漢方薬は、神秘湯(しんぴとう)です!

その名の通り「神秘的」な名前ですが、一般的には「喘息」や「気管支炎」に用いられ、いろいろ薬を試したが効果がいまひとつ・・・という方には「神秘湯」の効果はまさに神秘的に感じるようです!(もちろん体質が処方と合えばですが・・・)「神秘湯」は発作管理及び発作予防に用いることができ、さらには安定時の継続服用により体質改善も期待できるところがおすすめのポイント!

漢方薬は「飲みにくい・・・」イメージがありますが、この処方は蘇葉(ソヨウ=紫蘇の葉)の香りと甘草(カンゾウ)の甘さで飲みやすく、小児喘息のお子様にも好評な漢方です。エキス剤(細粒や顆粒)タイプもありますが、蘇葉や陳皮(チンピ=ミカンの皮)など精油成分を含む生薬が配合されていますので、煎じて飲むのが最も効果的です。

抗アレルギー作用のある生薬が多く配合されていますので、喘息とまではいかなくても「アレルギー性の咳」などにも使うことができます。ただし、麻黄(マオウ)という生薬が配合されていますので、高血圧傾向の方には慎重に用いる必要があるので要注意です。アレルギー体質で気管支が敏感な方、慢性的な喘息で体質改善をしたい方、また、季節の変わり目や花粉症の季節に気管支炎を発症する方には一度試す価値はある処方ですよ!

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